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Breaking News
Sun May 10, 09:30 PM

「中国共産党は抗日戦争の主力だ」の嘘―遠藤 誉『台湾軍事機密文書が語る中国「抗日戦争」の真相』橋爪 大三郎による書評(ALL REVIEWS)

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「中国共産党は抗日戦争の主力だ」の嘘―遠藤 誉『台湾軍事機密文書が語る中国「抗日戦争」の真相』橋爪 大三郎による書評(ALL REVIEWS)

≪中国共産党は抗日戦争の中流砥柱(しちゅう)(主力)だ≫。

習近平のスローガンで、元は毛沢東の言葉。

真っ赤な嘘(うそ)である。

中国共産党は日本軍と結託しむしろ国民党と戦っていた。

台湾国史館のデジタル

Sat May 09, 09:00 PM

落下の途中にあるのは、観客である私たちも同じだと、この本は語りかける―陣野 俊史『バンリュー フランス団地映画の軌跡』鴻巣 友季子による書評(ALL REVIEWS)

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落下の途中にあるのは、観客である私たちも同じだと、この本は語りかける―陣野 俊史『バンリュー フランス団地映画の軌跡』鴻巣 友季子による書評(ALL REVIEWS)

◆みな「落下」している。

問題は「着地」 いま私たちは落下している、落下している…

まだ大丈夫、まだ大丈夫、地面にはついていないと思いながら。

だが重力に逆らって浮上または停止しないかぎり、いつか激突の

Sun May 03, 09:00 PM

原発事故で暗転、温和な老人を追い詰めたのは何だったのか―青木 理『百年の挽歌 原発、戦争、美しい村』永江 朗による書評(ALL REVIEWS)

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原発事故で暗転、温和な老人を追い詰めたのは何だったのか―青木 理『百年の挽歌 原発、戦争、美しい村』永江 朗による書評(ALL REVIEWS)

2011年4月。

東電福島第1原発の破滅的な事故から1カ月後、ひとりの老人が自殺した。

102歳だった。

温和な老人を追い詰めたのは何だったのか。

ジャーナリストが追及する長編ノンフィクション。

その人、大

Fri May 01, 09:00 PM

宗教・科学・芸術の三つの分野にまたがって展開した知られざる「もう一つのロシア」―乗松 亨平『ロシア宇宙主義全史 神化思想からトランスヒューマニズム・人新世へ』沼野 充義による書評(ALL REVIEWS)

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宗教・科学・芸術の三つの分野にまたがって展開した知られざる「もう一つのロシア」―乗松 亨平『ロシア宇宙主義全史 神化思想からトランスヒューマニズム・人新世へ』沼野 充義による書評(ALL REVIEWS)

宗教・科学・芸術の三つの分野にまたがって展開した知られざる「もう一つのロシア」―乗松 亨平『ロシア宇宙主義全史 神化思想からトランスヒューマニズム・人新世へ』沼野 充義による書評(ALL REVIEWS)

◆宗教、科学、芸術にまでまたがる精神性 一九世紀から二〇世紀にかけてロシアで地下水脈のように受け継がれてきた独自の思考の営みが注目され、「ロシア宇宙主義(コスミズム)」と呼ばれるようになったのは比較

Thu April 30, 09:00 PM

累犯障害の受刑者と向き合い、当人と共に考える―向谷地 生良,村上 靖彦『刑務所で当事者研究をやってみた: 対話実践とチーム処遇が扉をひらく』中村 桂子による書評(ALL REVIEWS)

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累犯障害の受刑者と向き合い、当人と共に考える―向谷地 生良,村上 靖彦『刑務所で当事者研究をやってみた: 対話実践とチーム処遇が扉をひらく』中村 桂子による書評(ALL REVIEWS)

◆累犯障害の受刑者と向き合う 「『科学性』『専門性』『主体性』といったことばだけでは語りきれない地点から≪ケア≫の世界を探ります」という「シリーズ ケアをひらく」の一冊である。

ケアは、現代社会を象徴

Wed April 29, 04:00 AM

大正天皇は時の政治家の操り人形だったのか―草森 紳一,平山 周吉『大正天皇』長谷部 浩による書評(ALL REVIEWS)

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大正天皇は時の政治家の操り人形だったのか―草森 紳一,平山 周吉『大正天皇』長谷部 浩による書評(ALL REVIEWS)

◆芸術、政治…

才に富んだ君主 大正天皇は時の政治家の操り人形だったのか。

いや、天衣無縫にして自然の極致。

文人、書家であり、馬を愛した人であった。

奇行や病弱のレッテルを貼られてきた天皇像をくつがえ

Mon April 27, 09:00 PM

国家を穿孔しモザイク状に切り刻む「ゾーン」の正体―クィン・スロボディアン『破壊系資本主義――民主主義から脱出するリバタリアンたち』斎藤 環による書評(ALL REVIEWS)

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国家を穿孔しモザイク状に切り刻む「ゾーン」の正体―クィン・スロボディアン『破壊系資本主義――民主主義から脱出するリバタリアンたち』斎藤 環による書評(ALL REVIEWS)

◆国家を穿孔する治外法権ゾーン 民主主義と資本主義は相性が悪い。

マルクスら左派は資本主義が民主主義を脅かすと主張し、ハイエクら右派は民主主義が資本主義を脅かすと指摘した。

現代において優位なのは、言う

Sun April 26, 09:00 PM

≪スマホ世代の総合誌≫創刊、令和の知の書き手結ぶ「強度のある場」となるよう願う―ゲンロンy 創刊号編集委員『ゲンロンy 創刊号』橋爪 大三郎による書評(ALL REVIEWS)

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≪スマホ世代の総合誌≫創刊、令和の知の書き手結ぶ「強度のある場」となるよう願う―ゲンロンy 創刊号編集委員『ゲンロンy 創刊号』橋爪 大三郎による書評(ALL REVIEWS)

梁山泊のようなユニークな活動を続けるゲンロンから≪スマホ世代の総合誌≫『ゲンロンy』が創刊された。

この出版不況下で勇気がある。

「創刊にあたって」は言う、≪ネットとスマホへの幻滅≫のなか「令和人文主義」

Wed April 22, 09:00 PM

「徳川家康が利根川の流れを変えた」は本当か? 水陸交通の歴史から物流の今を考える―鈴木 哲雄『物流の東国史: 津々浦々の長者と富』(ALL REVIEWS)

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「徳川家康が利根川の流れを変えた」は本当か? 水陸交通の歴史から物流の今を考える―鈴木 哲雄『物流の東国史: 津々浦々の長者と富』(ALL REVIEWS)

◆物流の今 日本における物流の現状は、自動車に依存したものである。

長時間労働などの過度の負担を、トラックドライバーに強いていることが問題となっている。

他方で、依頼した物品が玄関先まで配達される宅配便

Wed April 22, 03:00 AM

「百万石!加賀前田家」至宝の古典籍展観―前田育徳会尊経閣文庫『枕草子 1: 「はるはあけほの」帖/「めてたき物」帖』(ALL REVIEWS)

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「百万石!加賀前田家」至宝の古典籍展観―前田育徳会尊経閣文庫『枕草子 1: 「はるはあけほの」帖/「めてたき物」帖』(ALL REVIEWS)

「百万石!加賀前田家」至宝の古典籍展観―前田育徳会尊経閣文庫『枕草子 1: 「はるはあけほの」帖/「めてたき物」帖』(ALL REVIEWS)

最新配本の『枕草子』をはじめ、シリーズ収録書目のうち、国宝7点・重要文化財9点が出陳される特別展の魅力を紹介 ◆前田育徳会と尊経閣善本影印集成 ―貴重文化財の保全と善用― 関東大震災で多くの文化

Mon April 20, 09:00 PM

歴史家は、一個人であるとともに社会の一員であり、時代の産物である―近藤 和彦『『歴史とは何か』の人びと E.H.カーと20世紀知識人群像』本村 凌二による書評(ALL REVIEWS)

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歴史家は、一個人であるとともに社会の一員であり、時代の産物である―近藤 和彦『『歴史とは何か』の人びと E.H.カーと20世紀知識人群像』本村 凌二による書評(ALL REVIEWS)

◆文人、論客の頭の中に響く何かを 大英博物館の裏側(北側)にはロンドン大学の建物が建ち並び、ブルームズベリともよばれる。

経済学者ケインズの伝記の記憶から、ここには作家のV・ウルフやL・ストレイチーな

Sun April 19, 09:00 PM

「近代の異常」社会学の古典から迫る 人類社会を語り尽くす五〇〇頁―宮台 真司『宮台式人類学 ――前提を遡る思考』橋爪 大三郎による書評(ALL REVIEWS)

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「近代の異常」社会学の古典から迫る 人類社会を語り尽くす五〇〇頁―宮台 真司『宮台式人類学 ――前提を遡る思考』橋爪 大三郎による書評(ALL REVIEWS)

◆「近代の異常」社会学の古典から迫る 宮台真司は吼(ほ)えている。

社会学はダメだ!

近代の前提を考えるはずの学問がそれを忘れている。

人類学のほうがまだましだッ!

二〇一八年に人類学者の奥野克巳

Thu April 16, 09:00 PM

「もし僕らが賢くあれば」、文体とは裏腹の、とてつもなく激しく熱い思い―奈倉 有里『背表紙の学校』角田 光代による書評(ALL REVIEWS)

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「もし僕らが賢くあれば」、文体とは裏腹の、とてつもなく激しく熱い思い―奈倉 有里『背表紙の学校』角田 光代による書評(ALL REVIEWS)

◆「もし僕らが賢くあれば」の思い ロシア文学研究者でもあり翻訳者でもある奈倉有里さんのエッセイ集である本書は、子どものころのある記憶からはじまるのだが、それがなんとなくこわい。

奈倉さんご本人はさほど

Thu April 16, 09:00 PM

奈良時代の収支決算報告書は何を語るのか―榎 英一『正税帳読解』(ALL REVIEWS)

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奈良時代の収支決算報告書は何を語るのか―榎 英一『正税帳読解』(ALL REVIEWS)

奈良時代に作成された国ごとの会計の収支決算報告書「正税帳」を読み進めていくと、当時の地方財政・特産物・交通手段・産業、さらにはパンデミックによる救済措置・被害状況までもが読みとれる。

◆奈良時代の

Wed April 15, 03:00 AM

ウディ・アレン、栄光の人生とその晩年―ウディ・アレン『唐突ながら: ウディ・アレン自伝』長谷部 浩による書評(ALL REVIEWS)

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ウディ・アレン、栄光の人生とその晩年―ウディ・アレン『唐突ながら: ウディ・アレン自伝』長谷部 浩による書評(ALL REVIEWS)

◆栄光の人生とその晩年 ニューヨーク州のブルックリンで生まれた皮肉ばかり口にする生意気な少年が、マンハッタンの中心、しかもセントラルパークの東に邸宅を構える。

その可能性は、何千万分の一より多くはない

Sun April 12, 11:00 PM

戦略家・蒋介石 人間の実像と舞台の全景図を描く筆致―劉 岸偉『蒋介石伝:逝きし時代の墓誌銘』張 競による書評(ALL REVIEWS)

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戦略家・蒋介石 人間の実像と舞台の全景図を描く筆致―劉 岸偉『蒋介石伝:逝きし時代の墓誌銘』張 競による書評(ALL REVIEWS)

◆人間の実像と舞台の全景図を描く筆致 七〇〇頁(ページ)におよぶ巨編だが、長さをまったく感じさせない内容だ。

史実を記述していながら、まるで小説のような展開になっている。

細部の正確な再現と物語的な描写

Fri April 10, 10:00 PM

現代はいかにして取り留めのない時代となったのか―ロベルト・カラッソ『世俗的人間 名もなき現代の戦争とテロリズム』(ALL REVIEWS)

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現代はいかにして取り留めのない時代となったのか―ロベルト・カラッソ『世俗的人間 名もなき現代の戦争とテロリズム』(ALL REVIEWS)

◆名づけようのない現代は、どこから始まったのか?

◇ほかに類を見ない書き手、ロベルト・カラッソとは 書き手のロベルト・カラッソは、日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、著作が二十八の言語に翻

Sun April 05, 09:00 PM

『Web版史料纂集』を使った文献調査法―『Web版史料纂集 古記録編 第4期 古文書編①~③』(ALL REVIEWS)

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『Web版史料纂集』を使った文献調査法―『Web版史料纂集 古記録編 第4期 古文書編①~③』(ALL REVIEWS)

『Web版史料纂集』は、オンライン辞書・事典サイト「ジャパンナレッジ」の電子書籍プラットフォームJKBooksにて配信中の史料データベースです。

2026年1月には第4期古文書編が配信されました。

Sun April 05, 09:00 PM

欧米では賠償、浄化 動かない日本政府―諸永 裕司『灰色の鎖 PFAS汚染列島』武田 砂鉄による書評(ALL REVIEWS)

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欧米では賠償、浄化 動かない日本政府―諸永 裕司『灰色の鎖 PFAS汚染列島』武田 砂鉄による書評(ALL REVIEWS)

◆欧米では賠償、浄化 動かない日本政府 発がん性のある化学物質PFASの存在は長らく問題にされてきたが、国が徹底追及しているようには見えない。

私は東京都多摩地区の出身だが、地元ではアメリカ軍・横田基